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コピックで汚し塗装
先日UPしたドムで使ったコピックについて少し書こうと思います。
コピックとはマーカーで元々イラスト用で大き目の文房具店なら入手出来ます。
他にも模型用でコピックモデラーも出てますね。
コピックモデラーはマーカータイプの筆先は省略されて安くなっています。
私が買ったのは文具用のコピックスケッチという種類で両端の筆先は筆ペンタイプとマーカータイプの2種類です。
(マーカータイプは模型では使わないと思います)
筆ペンの方は弾力がありますが細い線を書くのはちょっと難しいです。
模型には単色で書くのでは無く付いた色をブレンダーと呼ばれる筆で消していく使い方をします。
私はコピックスケッチの方をつかってるのは近所で入手できるし色数が豊富なので後から追加で増やせるかもと考えたから。(モデラーは13色、スケッチは322色です)
では実際に使い方の説明をしていきます。
まずスミ入れ
余っていたドムの手首です。
まず塗りたい場所には艶消しクリアーを吹いておいてください。
仕上げで全身に艶消しクリアーを吹いておけば十分です。
これはコピックのノリを良くする為ですがこれが普通のエナメルでのスミ入れと違うところです。
普通のエナメルでのスミ入れは艶消しをコートする前にしないと大変な事になりますが
(理由がわからない方はやってみてください、凄い事になりますからww)
それがコピックの場合キットを仕上げ終わってからスミ入れが出来るのが特徴です。
次にスミ入れしたい場所の周りにコピックを塗ります。(使用ペン番号W5)
これは大雑把に塗れば良いだけですが、あまり広範囲にまとめて塗らない事。
完全乾燥してもブレンダーでふき取ることは出来ますが色のコントロールが難しくなりますので。
半乾きのうちにカラーレスブレンダー(使用ペン番号0)で余計な部分をふき取ります。
筆先は筆ペンの様に弾力があり、またゴム状で毛先割れることもありませんので扱いやすいです。
すぐに筆先が汚れるので横にティシュなどを置いて常に筆先を綺麗に保つようにしましょう。
失敗してもやり直しが出来ますのでどんどん使って慣れましょう。
オイルや錆流れの汚し
基本はスミ入れと同じで予め艶消しクリアーを吹いたものにペンで大雑把に色を書きます。(使用ペン番号E25)
流れを表現したい場合は線の両側をブレンダーで消すようにします。
この時の注意はあんまりブレンダーを押し付けるとブレンダー液のせいで周囲が濃くなる状態になってしまいますが
その後もう一度ブレンダーで濃い部分をなぞると綺麗になりますので気にしないで下さい。
小技ですが上の画像の○部分の様に薄くしたい場合は・・・
ブレンダーの筆先を綺麗にしなければ良いのですw
普通はマメにテッシュで筆先を綺麗にしておくのですが薄く流れたように表現したい場合、
あえて筆先を綺麗にせずに使い続けます。
するとブレンダーの筆先が塗ってある色に薄く染まるのでそれで伸ばすように書いていき、
その後、筆先を綺麗にして周囲をふき取ると○位置の様に流れたように書くことが出来ます。
ただ作業が終わったら必ず筆先は綺麗にしておきましょう。
作業時間はスミ入れの方は5分くらい、錆汚れは15分くらいでした。
作業はいつでも始められて、いつでも終われる、道具の後片付けも無しとお手軽です^^
コピックのまとめ
長所
○匂いがしないので家族がいても使える
○マーカータイプなので筆洗いが不要、手軽に気が向いた時に出来る
○カラーブレンダーを使用するとぼかしが簡単に出来る(模型にはほぼ必須)
○乾燥すると触っても色落ちしない
○何度でもやり直し可能
○艶消しクリアー後にもスミ入れを行うことが出来る(むしろ艶消し必須かも?)
短所
○ハイライトには使えない(もともと白い紙に書く物ですから・・・あると便利なんだけどな~)
○金、銀、銅等の金属色が無い(染料ではないからですかね?・・・これも欲しいですね)
○値段が高い(コピックスケッチで1本399円)
だと思います。
まだ使い始めたばかりですが今のところ気が付いたのは以上でです。
もう少しコツを掴むとさらに応用が利きそうです。
ただ、下地に塗装していた場合とか、上にさらにクリアーをコートできるのか?など判らないこともあるので判り次第また書きたいと思います。
今回使ったペンはコピックモデラーにもある基本色ですので試してみたい人は下のセットを購入して使ってみてください。

コピックモデラー スターターキット ホビースト 1040円
- [2007/04/05 15:18]
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製作を休んで道具作り
今日はヘイズル・ラーの製作を休んで道具を作っていました。
改造が最近多いのでペーパー掛けの回数がどうしても多くなってしまいます。
その時使ってるのがヤスリほう台WAVE ヤスリほう台
これを使い始めてからもう手放せません。
でも問題点もあるんです。
それが値段、3個入りで700円近くしてます。
ペーパー掛けるときに400番の後にすぐ600番を使いたいときに3個しかないものだからいちいち張りなおしたり、後回しにしたりしてるんです。
ペーパーの番手ごとに各サイズが欲しい。
もう少し安ければ複数持っておきたい。
今回ヘイズルで複製のシリコンやレジンを購入したので、思い切って複製をしました。
使ったシリコンがかなりの量に…
元を取るために、小箱一杯になるように複製しました。
硬さが足りない気もしますが使えそうです。
糊で貼り付けて使う予定ですが、本物のようにピタッと張り付くシートが手に入らないかな~
今日はここまで。
ではまた^^
では最後に良かったら、応援のブログランキングにご協力お願いします。
- [2006/02/06 00:53]
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おゆまるのこんな使い方知ってますか?
「おゆまる」を入手しましたのでこのアイテムについて少し書きたいと思います。
私は複製するときですは大抵「型想い」を使用しています。
このアイテムはお湯であっためると柔らかくなる性質で主に複製の時にシリコンの変わりに使用します。
「おゆまる」を試してみたところ、「型想い」と同じ感覚でした。
「おゆまる」は100円ショップで入手できるのでこれからはこちらを使っていくと思います。
さて、皆さん、このアイテム(以後「おゆまる」で統一します)どれくらい活用しているでしょうか?
実はシリコンでは出来ない(かなり難しいと言ったほうが良いかも)とても便利な使い方があります。
昨日作ったのですが、こんなパーツを複製したい場合どうしてますか?
両面取りだけでは入り組んでる部分があるので無理ですね。
このような物の場合、実はおゆまるが大活躍します。
まずは入り組んだ部分におゆまるを詰め込みます。
この時、画像の様に山を左右に手で作ってください。
そして、冷やした後(氷水で出来るだけ冷やしてください)、片面に新しく別のおゆまるを押し付けます。
分かりやすいように色を変えてます。
黒いのが新しいやつです。
この時、先ほど作った山を包み込むようにしてください。
これが、後から組む時に目安になります。
(シリコンの場合のダボに相当します)
そして、また冷やした後、残った面をまた新しいおゆまるを押し付けます。
今度のは色を透明に変えています。
これも、山と黒色の分を固定できる位大きめに作ります。
これを、完全に冷やしたら取り外します。
少しでも熱を持っていると外す時に変形しますので注意
このように3つの型が完成します。
そして、レジンの注ぎ口を切り欠きます。
下からレジンが入っていき、上から空気が抜けるようにおゆまるをカッターで切り取ってます。
(下の画像参考、Jの形に白いのが見えますがそれが切り取った形です)
今回の場合、右の方から注いで、ピンクの所から空気が抜けるようにしています。
うっすらと白く見えるのが、レジンです。
固まったら、型から外します。
手前のが今回出来たレジンで奥が原型です。
今回これを使用するわけでは無いので適当に作ってまので
多少バリが出てますが、十分使用可能だと思います。
(本来なら、ピンクが固まった段階でカッターで整形すればこの位置にはバリは出ません。)
いかがでしょうか?今回の方法を使うとどんな形状でも複製が理論的には出来ます。
(実際は小さい部品では複数の型はきついですが)
おゆまるの利点である手である程度形が作れる、固まったらかなり弾力があり、カッター等で整形しやすいのを利用した方法です。
このやり方、本とかで見たことが無いのでこの機会に詳しく書いてみました。
(ちゃんとした本に書いてあるのかも知れませんが持ってないので…
^^;)
この方法、今回1時間(レジンの型抜きまで含めて)ぐらいでしたが、撮影が無ければ型枠作成には10分ぐらいです。
便利ですので、おゆまる持ってて複製が欲しいと思った方、試してみてください。
今回の方法便利そうだと思った人は↓クリックよろしくお願いします。
- [2005/12/03 03:41]
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愛用してます。
プラ板製作って皆さんどうですか?
模型にとってはパテは継ぎ目を消したりして結構つかったりしますが
プラ板は延長で挟み込むとかしか使ってないとかの人が多いと思います。
私もゲルググ以前はそうでした。
今回ゲルググでどうしても肩カバーをプラ板で作らないと重くなりすぎでダメなのが判ったので始めてプラ板で製作したぐらいです。
その時、大変役に立ったのが下のカッターです。
それまではデザインナイフだけで切り出しとかしてました。
今回紹介したいのはオルファのカッターなんです
この商品。
何が普通と違うのかは刃の厚みが全く違います。
薄さ0.2mm、すごい切れ味です。
デザインナイフですら根元は0.5mmぐらいありますので半分以下の厚みです。
切れ味は0.3mmプラ板なら1~2回で切れてしまいます。
0.5mmプラ板でも3~5回なぞるとOK。
また、刃厚が薄いので定規に当てたときに刃厚分(定規から刃の中心までの距離の事)の事を考えて切る必要がありません。
(かえって定規の目盛りの線が太いぐらいです。)
欠点としては刃が硬いし、薄いので非常に欠け易いです。
ちょっと斜めにするだけで折れちゃいます^^;
ただ、折刃式なので1枚の刃で20回ぐらい刃先が使えるので十分かと思います。
ゲルググの製作で初めて使ったせいか2~3枚、50回ぐらい先が欠けてます。
トライブースターの初日の切り出しで4回ぐらい折ったでしょうか、それくらいの頻度で欠けます。
また、固定が甘いせいで力を入れて切る事はしにくいです。
スライドがずれちゃいます。
(切れ味が鋭いので力はそんなに入れる必要は無いですが)
プラ板工作が苦手と思ってる人は一度このカッターを使うことをお勧めします。
私はこのカッターでプラ板の苦手意識が無くなりました。
私はホームセンターで買いましたのでどこでも売ってると思います。
買うときは替刃も一緒に。
最初はすぐ刃先が欠けちゃいますから^^;
探すときは刃が黒いのを探すと見つけやすいです。
- [2005/12/01 16:47]
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